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2025.05.14

『コルレオ』の値段は1,000万円以上!万博で披露の未来ロボットの正体とは!

◇なぜ、人は移動したがるのか?

私たちはなぜ、歩き、走り、移動するのでしょうか?
その答えは、単なる目的地への到達ではなく、「移動そのものが喜びだから」と言えるかもしれません。川崎重工が開発した四足歩行ロボット『コルレオ(Corleo)』は、人間の“移動本能”をテクノロジーで体現した存在です。

2025年の大阪・関西万博で公開されたこのロボットには、多くの来場者が驚きと好奇心のまなざしを向けました。この記事では、『コルレオ』の正体、価格の予想、そして私たちの未来に与える影響を解き明かします。

◇『コルレオ』とはナンだ?

■四足歩行ロボットが示す未来像

1970年代から産業用ロボットのパイオニアとして数多くの実績を持つ川崎重工。自動車製造の現場を支え続けてきた彼らが、次に挑んだのは「人に寄り添うロボット」の開発でした。こうして誕生したのが、四足歩行ロボット『コルレオ』です。

名称には、「core=核」「leo=獅子」という意味が込められています。これは力強さと革新性の象徴。また「技術の中心であり、時代の先頭を歩く獅子」という開発者たちの願いが込められています。


■二足ではなく四足を選んだ理由

1970年代から産業用ロボットのパイオニアとして数多くの実績を持つ川崎重工。自動車製造の現場を支え続けてきた彼らが、次に挑んだのは「人に寄り添うロボット」の開発でした。こうして誕生したのが、四足歩行ロボット『コルレオ』です。

名称には、「core=核」「leo=獅子」という意味が込められています。これは力強さと革新性の象徴。また「技術の中心であり、時代の先頭を歩く獅子」という開発者たちの願いが込められています。

『コルレオ』は、岩場や草地など起伏の激しい地形でも安定して歩行できる能力を備えています。これは災害現場や工事現場、あるいは物流の現場など、多様な環境での応用を前提とした設計です。


◇スペックを徹底解剖

■サイズ・重量・頭脳の正体は?

  • 高さ:約1.2m

  • 重量:およそ120kg

  • 動力:水素エネルギー

  • 制御:独自開発のAIシステム+視覚センサー

リアルタイムで地形を認識し、自ら判断して歩行パターンを変更できる機能はまさに“頭脳”そのもの。
また、目的に応じて機能ユニットを換装できるモジュラー構造が最大の特長です。

これにより、防災、警備、物流などのニーズに応じて「その場で最適なロボット」へと変化する柔軟性を持ちます。


◇いくらで買えるのか?

■『コルレオ』の価格を大胆予想

もちろん現時点では非公表のため、あくまでも予想の範囲です。

いま世に出ている四足歩行ロボットの価格帯を参考に、『コルレオ』のスペックを照らし合わせてみましょう。

  • Boston Dynamics「Spot」:約1,100万円

  • Unitree Robotics「Go1」:50〜100万円

  • ANYmal(ANYbotics):約2,000万円

『コルレオ』は、水素駆動、高度AI、モジュール構造といった高機能性を備えているため、プロトタイプ段階では1体あたり数千万円の開発コストがかかっていると考えられます。

一般販売はまだ未定ですが、法人向け用途での展開が想定されているのです。


◇『コルレオ』の未来と課題

■一般販売はあるのか?

今後の導入には「量産化の壁」と「法整備」がカギを握ります。

課題として考えられる点:

  • コストの高さ

  • 導入先ごとのカスタマイズ

  • 法的な安全基準の整備

  • 保守体制の確立

しかし、これらの課題がクリアされれば、防災ロボット・物流支援・介護支援・観光案内などような展望が期待でき、万博での反響次第では開発のスピードが加速する可能性もあります


◇「目撃者」たちの声とバーチャル体験

■万博来場者さんのリアルな反応


■会場に行けない方の為に

川崎重工の公式サイトでは「バーチャル会場」も公開中です。専用アプリを通じて、実際に『コルレオ』と触れ合える仮想体験が可能です。


『コルレオ』は、私たちがロボットに何を期待するのかを改めて問いかけています。
それは「作業を代行する存在」から、「共に未来を歩む仲間」へ。

このロボットが今後、どんな場所で活躍するのか――その未来に注目せずにはいられません。


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