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2025.04.24
あなたの車、大丈夫?すぐできるバッテリー健康チェック
■ 「ボンネット開けたことない人でもOK!」
「バッテリー点検なんて、自分じゃできないでしょ?」
そんな声が聞こえてきそうですが、ご安心を。
実はバッテリーの状態をざっくり確認するだけなら、特別な知識や工具は不要です。
むしろ「気にかけるだけ」で、不調の兆候を早期に見つけられることも多いのです。
超シンプルな“見て・触って・感じる”だけでできるチェック方法を紹介します。
どれも5分以内でできるので、ぜひ今日から試してみてください。
■ チェック1:ボンネットを開けて、見た目をチェック!
▷ チェックポイント:
★端子(+・−)に白い粉やサビがついていないか?
★本体がひどく汚れていないか?
★ケースが膨張していないか?(少しでも膨らんでいたら要注意!)
★バッテリーに“インジケーター”(小さな丸い窓)がある場合は色を見る
いかがでしょう?
”見る”だけでもいろいろな事がわかりませんか?
とくに白い粉(サルフェーション)やサビは放置すると電流が通りにくくなってしまいます!
■ チェック2:セルの音を聞こう
エンジンをかけるときのセルモーターの音にも注目してください。
★いつもより「キュルキュル」が長い → 弱っている可能性
★キュル…という鈍い音 → バッテリー上がり寸前
★カチカチ…としか鳴らない → すでに上がっている
普段から意識していないと気づきにくい変化ですが、音の変化は最もわかりやすいサインの一つです。
■ チェック3:警告灯を見逃さない
メーター部分に「バッテリー警告灯」があることをご存じでしょうか?
エンジンをかけたあとも消えずに点灯している場合は、充電系統の異常が疑われます。
すぐに点検を受けることをおすすめします。
■ チェック4:車の挙動を感じる
以下のような小さな異変、ありませんか?
★信号待ちでライトが一瞬暗くなる
★エアコンの効きが悪くなった気がする
★パワーウィンドウの動きが遅い
★ナビや時計の設定がリセットされる
これらはすべて、電力供給が不安定になってきたサインです。
一つひとつは大したことなくても、複数当てはまるようならバッテリー点検をおすすめします。
実際のお客様でも「窓の開け閉めが妙に遅い…」とのご相談で、結果的に窓の不具合では無く
バッテーリー劣化が判明したこともありました。
それを放置すると冬の朝、突然エンジンがかからないってことになります。
■ チェック5:月1でOK!セルフ点検ルーティン
「点検って面倒…」と思われがちですが、ルーティン化しておけば習慣になります。
▷ こんな形で月1チェックをオススメ
★第1日曜日にボンネットを開けて目視チェック
★同時にワイパーのゴムやオイル残量もついでに確認
★セル音の変化や警告灯は日々の運転時に意識する
スマホのカレンダーにリマインダー設定しておけば忘れませんね。
■ 便利な簡易チェックリストをつくりました!
【自分でできる!バッテリー点検チェックリスト】
■ 不安なら、早めにプロにチェックしてもらおう
「よくわからない」「ちょっとでも気になる」
そんなときは、迷わずカー用品店さんやディーラーさん、
我々のようなお近くの整備工場で点検を受けましょう。
最近では無料点検サービスを行っているお店も増えています。
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■工場長からのワンポイントアドバイス
■ 次のブログは:長持ちさせる5つの習慣!今日からできるプロのワザ の予定です
バッテリーは「使い方」で寿命が大きく変わります。
誰でも簡単にできる“長持ちテクニック”を、プロの視点から5つ厳選してご紹介します!